地方の医療法人が、高齢化と人口減少が進む地域で、地域包括ケアシステムの構築に奔走しているようです。例えばある医療法人では、病院を核として、高齢者や障がい者の住まいや働く場を提供する複合施設を併設させております。
この施設には、温泉やフィットネスなどの地域住民も利用できる商業施設、障がい者の就労を支援する事業所、グループホーム、児童向けのデイサービスなどが含まれている複合施設となっております。
地方では人口減少と高齢化が著しい地域も多く、就労人口の減少、障がいを持つ人の受け皿の不足などの地域課題があります。
そういった中で、この複合施設は人口流出という地域課題に向き合った施設といえます。
医療法人は、地域住民のニーズを的確に捉え、必要な医療・福祉サービスをワンストップで提供することで、地域住民が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるようにしています。このように、医療・福祉サービスの提供だけでなく、地域住民との連携や多様なニーズに対応したサービス展開を通じて、地域包括ケアシステムの構築を推進する動きが出てきております。
この医療法人の取り組みは、全国の過疎地域における地域包括ケアシステムのモデルケースとして、注目されています。
弊社では、こういった高齢化社会や地域の課題に応える介護福祉施設の新規開設を建築から運営までトータルサポートしております。障がい者施設や高齢者住宅の新規開設をお考えの方は弊社にぜひご相談ください。
高齢者施設における見守り業務の負担軽減を目的とした、マットレス型見守りシステムが注目を集めています。
このシステムは、マットレスの下に敷くだけで、利用者の睡眠や覚醒、離床などの状態をモニターで確認できるというものです。心拍数や呼吸数の推定値も表示されるため、利用者の状態把握に役立ちます。そして、従来の見守りシステムとは異なり、利用者に電極やデバイスを装着する必要がないため、利用者の負担が少ない点で導入しやすいようです。
開発した企業は、看護師資格を持つスタッフを派遣し、介護施設の業務改善まで含めたきめ細かな提案を行っています。
導入施設からは、操作が簡単で、日々の業務負担が軽減されたという声が上がっているそうです。
近年、介護現場における人手不足が深刻化する中、このシステムは介護職員の負担軽減に大きく貢献するといわれております。今後も、AIなどの最新技術を活用し、さらなる精度向上や機能拡充が進む見込まれ、介護×AIで様々な業界課題の解決が期待されております。
弊社は介護福祉事業者の皆様へお役立ち情報を毎月配信しています。また、マットレス型見守りシステムなど本記事について詳しく知りたい方は弊社にご相談ください。また、施設の新規開設や運営のお悩みも是非弊社までご相談ください。
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発行元
愛知県岐阜県福祉のまちづくり推進協議会
株式会社野田建設
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